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紺ABS FMXX/R提灯 (1701)

紺ABSシャーシで作ったFMXXのご紹介.
この1台は様々なレイアウトに対応できるように改良を加えながら製作してきたものです.そのため,この記事を書いた後も少しづつ構成が変わっていく気がします.
シャーシの全容は下の写真の通りです.
ローラーは,幅の揃えやすさやバリエーションの都合で13mmのものを使っています.また裏面の写真のように,ブレーキを貼れる位置は広くとれるようにカーボンプレートを配置しています.重量はセッティングにもよりますが120g後半に落ち着くことが多いです.

次に,バンパーの構造なんかについて詳しく説明していきます.
フロントバンパーは,バンパー自体は1.5mmのARリアカーボンステーを用いていますが,それでは強度が不安なのでリアカーボンリアステー(3mm)で作成した3点止めとARリアカーボンステー(1.5mm)で挟むような構成になっています.写真では分かりにくいですが,補強用のARリアカーボンステーは側面がローラーステーとフィットするように仕上げられており,これで強度は十分確保できています.

リアのバンパー構成は下の写真の通りです.ボディ提灯の軸は一般的な位置よりも内側の位置にしており,この位置だとAパーツなどに干渉せずに提灯を組むことができます.バンパーレス化の方法はこちらの記事で述べた通りです.

あとは少し細かいところをご紹介すると,FMXにするとプロペラシャフトは上に押し上げられるように力が働くためAパーツなどを上から抑えております.特にスイッチ側は顕著なので,Aパーツには頼らずにカーボンで自作したパーツを使用してプロペラシャフトの受けを新造しています.このあたりの詳しい話はこちらにまとめましたので興味がある方はどうぞ.

おわりに:
FMXばかり作ってきた自分にとって愛着のある1台のご紹介でした.構造を考える際に保守性や調整の自由度を優先することが多く,ゴツめで重量も比較的重い方なんじゃないかと思います.
また,今回の記事は主に車体の構成についてまとめたので淡泊な感じになってしまったので,細かな点は追々どこかで触れたいと思っております.