Xシャーシ用に製作した部品のまとめです.
この記事では,これまでに製作したXシャーシ用の部品に関してまとめました.主にAパーツや駆動軸の支持・補強のために作ったもので,これらの部品を使う理由などは別の記事(気をつけていること1・2)にまとめていますので興味のある方は合わせてご覧ください.
・プロペラシャフト周り(スイッチ側)
下の写真の左が正転シャーシ用,右が逆転シャーシ用の部品です.
左の正転シャーシ用の部品は「ARシャーシカーボンフロントワイドステー」から切り出したもので,Aパーツの柱が入るところにビスを通して取り付けています.またこの部品は,クリアボディの端材を取りつけられるようにスリットとズレ防止のための柱をたてています.
逆転シャーシ用の部品は主に1.5mm厚のカーボンステーの端材を組み合わせて作りました.ビスで固定する側にはシャーシ側に若干段差があるため,薄くしたカーボンプレートを貼り付けてシャーシにフィットするようにしています.(紹介記事)
・プロペラシャフト周り(モーター側)
下の写真にある2つの部品は両方とも逆転シャーシ用の部品です.
左の部品は3mm厚のカーボンステーから削り出したもので,シャーシに取り付ける穴の内側にはナットが収まるように座ぐりをしています.
もう一つの部品はプロペラシャフトを直接抑えるような構造になっており,1.5mmと3mmのカーボンステーを組み合わせて製作しています.この部品は,Aパーツの柱が入るところに通したビスでの固定とシャーシ側面に引っ掛ける事で負荷がかかっても浮かないようにしています.
また,これだけだと水平方向に回転する事もあったため,内側にシャーシに引っかかるような突起を設けています.
・カウンターギア周り
こちらは正転シャーシ用の部分です.
左の部品はAパーツを支えるためのもので,下の写真位置で使用しています.
この部品は,1.5mm厚のカーボンステーの端材を2枚使用し,間に大きい方のワッシャーを挟むとちょうど良い厚さになります.また,この部品の下側のプレートは下の写真の白で塗った箇所に渡すような形状にすることで,スペーサーなどを使わずに取り付けてます.
また,上の写真は流用性を考えて1つの部品にしたものですが,下側のプレートとワッシャーだけシャーシに接着しておけばS2シャーシのワンロックギアカバーのように使用できます.
次に,もう1つの部品は,カウンターシャフトのつば部分を直接抑えるためのものです.
この部品は「13・19mm ローラー用 カーボンマルチ補強プレート (1.5mm) 」を半分の厚さにしたものを使用しており,下の写真のように既存の穴の位置を利用しています.また,この部品を取り付ける場所のすぐ上に密接するようにカーボンプレートの端材などを接着することで,この部品が浮くことないように固定しています.
・モーター周り
モーター周りの部品は以下の3点です.
左の写真にある2つの部品は正転シャーシ用のもので,モーター底面を支えるためのものです.リアステーの取り付けビスやシャーシに引っ掛けて取り付けています.(紹介記事)
残りの一つは逆転シャーシ用の部品で,モーター上部にはめ込んで使用します.この部品は1.5mm厚のカーボンプレートをシャーシにフィットするように削ったものをベースに,3mm厚のカーボンプレートから削り出した爪状のものを接着しています.この爪は前後に負荷がかかることが想定されるため,1.4mmのプロペラシャフトの端材を埋め込むことで外れることのないようにしています.
おわりに:
この記事では効果のあったものから,まだよくわからないものまでまとめてみました.効果はともかくロマンはあるので,このような部品を作っているときが一番楽しい気がします.
また,他の方のやり方等のつぶやきを下のモーメントにまとめておりますので興味のある方はどうぞ
https://twitter.com/i/moments/977089093480759298
更新履歴:
18/11/13 「おわりに」にモーメントのリンクを追加
18/02/12 公開
また,他の方のやり方等のつぶやきを下のモーメントにまとめておりますので興味のある方はどうぞ
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18/02/12 公開