スキップしてメイン コンテンツに移動

充放電用バッテリーホルダー

 製作したバッテリホルダーはコンパクトかつ使いやすさを考えて設計しました.以下の写真は4本用のものと2本用のものになります.

ミニ四駆で使う場合には2本の電池をセットで運用するため,そのセットごとで付け外がしやすいように並べたり,セット間のすき間を設けています.
また,配線も邪魔にならないよう,床下におさまるように設計しました.

組み立て方

以降では4本用のホルダーを使って組み立て方を順に説明していきます.

①準備
設計したホルダーを出力すると下記の3つのパーツが出力されます.本体の他の2つの部品はそれぞれ端子の蓋になっており,厚さが異なるほか形状が多少違います.本体に「-」と書かれた側には厚い方(3mm)が対応し,「+」と書かれた側には薄い方(2mm)が対応しています.


この他に以下の部品を用意してください.
・電極 各4つ(+:アキュレイトBS-505,-:アキュレイトBS-507)
・M2ネジ 4つ(推奨長さ:6mm~12mm)
・ケーブル 適量
・アセテートテープ 適量


電極はカッコ内の品番等で検索すればミスミやモノタロウが出てきますのでそちらで購入できます.また,上記の品番以外については適応できるものもあるかもしれませんが確認できておりませんので自己責任でお願いいたします.
ネジは写真ではミニ四駆用の6mmのトラスビスが写っていますが,なべネジでも問題ありませんし,加工をすれば皿ネジも使えます.
ケーブルは特に指定はありませんが,私は大きな電流が流れることも想定して外径4.5mmのシリコンケーブルを使用しました.

②電極の挿入
下の写真のように本体に刻印されたマークに従って電極を挿入してください.蓋をしたときに蓋が浮かない状態まで挿入できていれば大丈夫です.


なお,DMM.makeで出力した際に,サポート材の除去が不十分で電極が奥まで入らないことがありました.このような場合には以下の写真のように平刃のデザインナイフなどでサポート材をかき出してあげてください.


③蓋閉め
次に蓋をのせてネジで固定します.蓋側の穴はバカ穴で本体側はΦ1.7mmほどの貫通穴があいていますので,ナットをつかわずにねじ込んでください.なお,必要以上にネジを締めすぎると穴がバカになってしまいますが,その際はより長いネジに変えて締め直すか,貫通させて裏からナットで絞めてください.ナットで締めると配線の際に多少邪魔になりますが,問題なく使用できましたのでご安心ください.


また,蓋に皿座繰りをすれば皿ビスも使えます.こちらの方が凹凸もなく,見た目もすっきりしているのでお勧めです.


④配線
直列につなぐ場合は以下の写真のように,ホルダーの裏側から飛び出している電極にケーブルをはんだ付けしてください.


なお,裏側とはいえ配線がむき出しだしの状態だと,偶然挟まったネジなどによってショートする恐れがありますのでアセテートテープなどの絶縁できるもので覆うことを推奨します.


以上で組立は完了です,お使いの充電器などに接続して動作を確認してみてください.


おわりに:
自作した充放電用バッテリーホルダーの紹介でした.以前から作ってみたく,偶然良さそうな電極を見つけたのでホルダーを設計してみました.価格が思いのほか高額になってしまったのだけは残念ですが,見栄えやサイズ感,使い勝手などは満足いくものができたと思います.

更新履歴:
2022/02/11 記事を「オリジナルツール」内に移動
2020/06/01 公開