5レーンのコース用に作成したマシンの紹介です.
公式大会だけでなくお店でも5レーンのコースを設置している場所が増えてきたので,そこで走らせられるように製作した1台です.
シャーシの全容は以下の写真の通りです.基本的な構造は3レーン用に製作した正転車と変わりませんが,主に壁面の段差対策で前後共にスライドダンパー&19mmローラーの構成になっています.また,タイヤ径は23.6mm程で,前にローフリクションタイヤ,後ろにスーパーハードタイヤを使用しています.
フロントの構造は,市販されているスライドダンパー用カーボンステーを使用できるように,以下のような構成としています.バンパーの土台にはリヤカーボンステー(3mm)を加工したもので,底面を斜めに削ってブレーキプレートも兼ねています.この高さだと23.5mm程の径でも厚さ2mmのブレーキをバンクセクションに触れない位置に貼ることが可能です.
スライドダンパー用カーボンステーはローラー位置の都合でリア用の物を使用しており,ローラーのスラスト角は貼り付けたカーボンに傾斜をつけることで調整しています.
リアの構成は以下の写真の通りで,カーボンマルチワイドリアステーを土台に市販のスライドダンパー用カーボンステー(リア)を使用しています.また,コースへの引っ掛かりを防止するために,ARカーボンフロントワイドステーを加工したものをスライドダンパーと同じネジに取り付けています.
リアの付根は,キットに付属するリヤステーの根元を接着したり,リアカーボンステー(3mm)から自作した3点止めを使って強度を確保しています.根元の補強はFM車だと破損することがあったため行いましたが,正転車だと経験はないので不要かもしれません.
リアのマスダンは,ブレーキプレートに固定しているねじを軸としたものに加えて,ミニ四キャッチャーを使用したものを取り付けています.3レーンでの使用感だと,重量を増やすと前傾姿勢になるような傾向が見られたので姿勢の調整用に取り付けてみました.
提灯はこの記事で紹介した物とほぼ同じ構造で,前方にマスダンを吊るす方式にしています.構造的には下からマスダン軸を立てる方式も可能ですが,重心が高い方が提灯が開きやすそうだったので今回はこの方式を採用しました.
また,フロントとカウンター脇,モータ下のAパーツを支持する部品を追加しています.フロントの支持部品はポリカボディの切れ端を固定できるようにもしており,これにより提灯の開きやすさ向上を狙っています.
おわりに:
5レーンのコースでの走行経験はないので,公式大会に参加されている方々のマシンを参考に製作してみました.3レーンのセッティングとはタイヤのグリップ感や各セクションでのブレーキのかけ方,提灯やスライドダンパーの調整など色々と異なることが多そうなので少しづつ理解しながら楽しんでみたいと思います.
公式大会だけでなくお店でも5レーンのコースを設置している場所が増えてきたので,そこで走らせられるように製作した1台です.
シャーシの全容は以下の写真の通りです.基本的な構造は3レーン用に製作した正転車と変わりませんが,主に壁面の段差対策で前後共にスライドダンパー&19mmローラーの構成になっています.また,タイヤ径は23.6mm程で,前にローフリクションタイヤ,後ろにスーパーハードタイヤを使用しています.
フロントの構造は,市販されているスライドダンパー用カーボンステーを使用できるように,以下のような構成としています.バンパーの土台にはリヤカーボンステー(3mm)を加工したもので,底面を斜めに削ってブレーキプレートも兼ねています.この高さだと23.5mm程の径でも厚さ2mmのブレーキをバンクセクションに触れない位置に貼ることが可能です.
スライドダンパー用カーボンステーはローラー位置の都合でリア用の物を使用しており,ローラーのスラスト角は貼り付けたカーボンに傾斜をつけることで調整しています.
リアの構成は以下の写真の通りで,カーボンマルチワイドリアステーを土台に市販のスライドダンパー用カーボンステー(リア)を使用しています.また,コースへの引っ掛かりを防止するために,ARカーボンフロントワイドステーを加工したものをスライドダンパーと同じネジに取り付けています.
リアの付根は,キットに付属するリヤステーの根元を接着したり,リアカーボンステー(3mm)から自作した3点止めを使って強度を確保しています.根元の補強はFM車だと破損することがあったため行いましたが,正転車だと経験はないので不要かもしれません.
リアのマスダンは,ブレーキプレートに固定しているねじを軸としたものに加えて,ミニ四キャッチャーを使用したものを取り付けています.3レーンでの使用感だと,重量を増やすと前傾姿勢になるような傾向が見られたので姿勢の調整用に取り付けてみました.
提灯はこの記事で紹介した物とほぼ同じ構造で,前方にマスダンを吊るす方式にしています.構造的には下からマスダン軸を立てる方式も可能ですが,重心が高い方が提灯が開きやすそうだったので今回はこの方式を採用しました.
また,フロントとカウンター脇,モータ下のAパーツを支持する部品を追加しています.フロントの支持部品はポリカボディの切れ端を固定できるようにもしており,これにより提灯の開きやすさ向上を狙っています.
おわりに:
5レーンのコースでの走行経験はないので,公式大会に参加されている方々のマシンを参考に製作してみました.3レーンのセッティングとはタイヤのグリップ感や各セクションでのブレーキのかけ方,提灯やスライドダンパーの調整など色々と異なることが多そうなので少しづつ理解しながら楽しんでみたいと思います.